10月31日 なら100年会館にて、遷都1300年祭記念雅楽翠篁会第八回演奏会 「第二回舞楽会(ぶがくえ)」を撮影してきました。
今回は舞楽会ということで、宮本卯之助商店の大太鼓をレンタル。
100年会館の大ホールの舞台は客席側に飛び出しているので、大太鼓を入れると、すごく綺麗な舞台になりました。
ちなみに第一回舞楽会は五年前。
まずは 清めの意味で 「振鉾三節」
左方は 当会会長の東儀俊美先生、 右方は 賛助出演 宮内庁元主席楽長 豊 英秋先生と超一流です。
次に左舞「迦陵頻」
こちらは 今年から 子ども達が練習しての初舞台。
演奏も翠篁会の雅楽教室生「遊雅」による演奏。
なんといっても 大太鼓の地響きのような音と、その大太鼓をバックに子ども達が飛ぶ姿は絵になりますね!!
次に 「迦陵頻」 のつがい舞 右方「胡蝶」
こちらも「遊雅」の演奏
つづいて 左舞「万歳楽」
こちらから ベストメンバーによる演奏です。
7曲もの舞楽の演奏を暗譜なので、けっこう大変だったようですね。
次の演奏は 「万歳楽」 のつがい舞 右舞「延喜楽」
ここで 15分の休憩。やる方も大変ですが、見る方も 長丁場で大変!?
まずは走り舞 左舞「散手」
そしてそのつがい舞 右舞「貴徳」
舞人は 宮内庁元主席楽長 豊 英秋先生
さすが 優雅に舞われます。
今度の11/4 伊東でも 貴徳を舞われるそうです。
最後は 東儀俊美会長の神楽「早韓神」
純和風な 神楽に 大太鼓がちょっと不釣り合いですが、それでも東儀俊美先生の優雅な舞いはすばらしかった。
先生の舞っている時の目の真剣さ すごいです。
81歳の高齢のため もしかすると もう舞っている姿は見られないかと思うと、感慨深いものがあります。
そして長慶子 左右の大太鼓が両方 打ち鳴らす 響きが良いですね。
ほんと良い演奏会でした。