5/5　薬師寺では　玄奘三蔵会大祭（げんじょうさんぞうえたいさい）が行われました。
1992年から　始まった、玄奘三蔵会大祭。
西遊記で知られる玄奘三蔵法師が　鎖国をしていた唐の国から　インドへ旅をして、サンスクリット（梵語）の仏経原典657部を携えて　戻ってくる 　旅を　伎楽で演じています。
http://www.nara-yakushiji.com/contents/genjyosanzoetaisai/index.html

午後　4時　薬師寺玄奘三蔵院伽藍の前を　道行きで練り歩き。

今回の玄奘三蔵法師は役者の榎木孝明さん

おきまりの獅子との対決


皇帝より持ち帰った　仏経原典の翻訳を命じられる。
終わる頃は　午後7時頃　だんだん暗くなってくる。

昨日は薬師寺で　19時頃から最勝会（さいしょうえ）がありました。
天理大学雅楽部が道楽、奏楽するので、一緒に参加して撮影させてもらいました。





薬師寺のＷＥＢＳＩＴＥには
「神仏の国、日本では、勅使［ちょくし］の参向を受け行なわれた幾多の仏教儀式の中でも、特に代表とされる三つの法会がありました。日本三大会（南京三会）と呼ばれた法要の一つが平成15年に約500年ぶりに復興された最勝会です。国家安泰や五穀豊穣などを祈る法要であり、また官僧の任命の為の国家試験の場でもありました。」


だそうで、なかなか由緒正しい　荘厳な仏教儀式でした。

お昼には　5/5に本番の玄奘三蔵会大祭（げんじょうさんぞうえたいさい）のリハ



今回の玄奘三蔵は榎木孝明さんです。

榎木孝明さん

本日　1300人の天平行列を撮影してきました。
遷都1300年祭ＷＥＢＳＩＴＥ

奈良なのに　すごい人でした。　おかげでトイレも満員　女性の方は10数名以上列をなしています。パビリオンも2時間待ち。

というのも　前半のハイライト　　1300人の天平行列が今日と5/9に行われます。
今回は　伎楽が先頭。　中頃　に　天理大学雅楽部OBによる　雅楽演奏集団も音を添えています。

道行き　ギャラリーが多すぎて　プレスカードも効力もなく、撮影ポイントは限られます。


遠くに朱雀門をバックに　行列の獅子


その後ろの　カルラたち


太極門をバックにメインステージ上で　舞う　獅子


真ん中は　女帝にふんする　ミス奈良の3名を取り囲む　伎楽舞人

奈良の喜光寺の南大門落慶法要に　天理大学雅楽部が　振鉾と奏楽をするので、撮影してきました。
http://www.kikouji.com/index.html
喜光寺は　行基が開いて、このお寺で　お亡くなりになった場所でしたが、檀家のないお寺でしたので、だいぶ　荒れていたそうです。
そこへ　薬師寺の山田法胤（薬師寺　管主）さんが平成２年に住職になられて、いろは写経奉納をすることによって、寺の復興を成し遂げ、南大門も完 成させました。

行基といえば　先日のＮＨＫ「大仏開眼」でも　出ていました。

また　奉納芸能として　文楽の竹本住太夫（日本芸術院会員）が奉納されていました。


南大門




振鉾

振鉾（えんぶ）


５/１　GW　深夜１時過ぎに　名古屋へ向けて出発したが、いきなり沼津から３５キロ渋滞。

予測はしていたものの、こんな夜中でも渋滞するのね。
しかたなく、下道で　清水まで　行き、その後　岡崎渋滞２０キロ　９０分なので、　蒲郡で下道。　３時間で行けるところが　５時間かかりました。

そして　熱田神宮舞楽神事です。
２年ぶりに　舞台を組んでの　舞楽神事。　

１０時半より　午後３時まで　途中食事休憩もありましたが、晴天のお天気の中　すばらしい　舞楽神事でした。

黄鐘調　央宮楽（おおしきちょう　ようぐうらく）


高麗壱越調　新靺鞨（こまいちこつちょう　しんまか）


高麗壱越調　胡蝶楽（こまいちこつちょう　こちょうらく）


右方　還城楽（うかた　げんじょうらく）

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